行動内容  2005年6月〜7月(帰国便欠航の為8日目帰国)  7日間(8日間)
人数2人  (渡航歴 カンボジア:3回目 ベトナム:1回目)

日付 行動内容 移動 備考
1 10:30成田発−14:25ホーチミン着 ベトナム航空 951便  ベトナム航空遅れの為 成田14:00発
2 ホーチミン滞在    
3 11:40ホーチミン発−12:40シェムリアップ着 ベトナム航空 827便  
4 シェムリアップ滞在     
5 シェムリアップ滞在    
6 帰国予定(シェムリアップ滞在)   シェムリアップ空港閉鎖の為 ホテルへ
7 1日中バスと飛行機で移動    
8 成田空港着    
成田空港までは自家用車で行き成田のパーキングに止める。
航空会社:ベトナム航空 
滞在場所 利用宿泊施設
ベトナム・ホーチミン OSCAR SAIGON HOTEL (オスカーサイゴンホテル)
2泊 (1室) ダブル 交通の便も良く、客室、ロビーともにキレイ。朝食は1Fの食堂で取れる。おそらく日本語不可(英語・現地語のみ)
カンボジア・シェムリアップ GREEN  GARDEN  HOME GUEST HOUSE(グリーンガーデンホーム ゲスト ハウス)
3泊 (1室) ダブル ホテルではなくゲストハウス。従業員も親切。日本語不可(でも従業員の一人日本語勉強中だった)
予約はメールでできる(英語のみ)


1日目(成田 〜 ベトナム・ホーチミンへ)

ベトナム航空 951便で成田からホーチミンに向けて旅だつ。成田10:30発の予定が大幅に遅れて14:00に成田を出発になった。遅れたお詫びに航空会社から成田でのお食事券をくれた。その券でお昼ご飯を済ませて飛行機に乗り込む。成田で予定以上待たされた為疲れた。 
飛行機からの眺め
出発が遅れたため到着も遅れた。ホテル側に空港からホテルの送迎を頼んでおいたので、空港についてからホテルからのお迎えの車を探すがいない。飛行機が遅れていることはホテル側も把握していなくてはいけないことだが来ていない。30分以上待ったが会えないのであきらめてタクシーでホテルまで行く。チェックインを済ませて部屋で休むことに。出発からホテル到着まで必要以上の時間がかかって散々だった。
オスカーサイゴンホテルのフロント




2日目(ベトナム・ホーチミン)

朝起きて、ホテルの1Fで朝食を取る。洋食、アジアン、おかゆ系など一通りそろっている
まずは翌日のホーチミンからシェムリアップ行きの航空券のリコンファームをする為ベトナム航空のオフィスへ。日本の銀行のような仕組みになっていてカードを引いて番号順に呼ばれる。今だにリコンファームをしなくてはいけない航空会社は面倒に思う。
市内の市場「ベンタイン市場」の内観
かわいいサンダルお買い上げ とにかくバイクだらけの町並み
この日の昼食。全て5品ベトナムは2泊だったがベトナムでの昼食が取れるのはこの日1度しかなかったのでもちろんベトナム料理店に入る。 だいぶ疲れがありこの日も1日歩いたので疲れた。夜にマッサージ店に行く。70分みっちりマッサージしてもらって1200円程度。(チップ別)
ベトナムにはカンボジアに行く乗り継ぎ地点だったので今回行くことにして、ホーチミンに2泊滞在した。時間はほとんど無かったので観光などはまったくしていない。ベトナム料理を食べ、町を散歩した。1日しか動けなかったわりには、まあまあ満足した。



3日目(ベトナム・ホーチミン 〜 カンボジア・シェムリアップへ)

ベトナム航空 827便で11:40ホーチミン発−12:40シェムリアップ着の予定で出発する。ホテルをチェックアウトし、タクシーで空港まで行く。
日本からカンボジアに持っていく寄付の物資がたくさんあるのでこんな荷物を持ち歩かなくてはいけない。帰りにはなくなるものばかりだからまあいいか。 ホーチミン空港到着荷物が多いのでタクシーの運転手大迷惑。
予定通りにシェムリアップに到着 空港に足を踏み入れるのはこれで3回目。毎年空港内変わっている。ビザは日本の大使館で取っていた為すぐに入国審査に行く。ゲストハウスの人に空港で迎えを頼んで会ったので、空港を出ると出迎えの人が待っていてくれた。そのままゲストハウスに向かう。このゲストハウス滞在は2回目。ゲストハウスの従業員は私たちの顔を覚えていたらしい。
ゲストハウスの2Fの休憩場所 2Fからの眺め
チェックインも終わり、部屋で少し休憩をしてから近所を歩くことになった。去年、おととし、といつもの散歩コースを歩く。前回出会った子供たちは今年もいるかどうか?と散策に出かける。

やはり、だいたい同じ場所に前に出会った子供たちはいた。だいぶ大きくなっていた。3年間の写真を比較してみると成長がすぐわかる。





4日目(カンボジア・シェムリアップ)

朝起きて、ゲストハウスの中庭で軽い朝食が取れる。わざわざ外に出るのは面倒なので軽く食べてから出かけることにした。
午前中シェムリアップでガイドをしている知り合いにお願いして車を出してもらった。去年は車を持っている人も一緒に呼んでもらったが今年はマイカーを手に入れたらしく、その車でいろいろ連れて行ってもらった。今年は新しいカメラを購入して、写真を勉強中だったので、3回目になるが、アンコール遺跡群にまた連れて行ってもらい写真だけとることにした。アンコール遺跡に行く前に遺跡をまず上から見てみようということになり気球のようなものにのって上から見ることにした。上から見た後、遺跡に入場する。
上から見たアンコール遺跡
今年は雲が多くてあまり良い遺跡の写真が撮れなかった。天気がよければ最高だったのに
← ← 
ちなみに2004年度の写真。天気が良かったのでかなりきれいに撮れている
遺跡を跡に、昼食を取りに行く。安くていつも行ってるお店に連れて行ってくれるといって一緒に食事をとることに。魚料理がとてもおいしい
焼き魚、アモック(カンボジアの料理)卵焼き、おしんこなど、色とりどり
昼食後、文化村と言うところに足を運んだ、入場料は\1000くらいだった。現地人は\100ぐらいで入れるらしいが外国人は割高だ。でも見学するときには一番前の席を優先してくれて、席が空いてなくても一番前にイスを用意してくれたりする。
文化村内で行われている本当の結婚式。かなりお金持ちの結婚式らしく、現地の人はめったに見れないのでみんな見に来ていてかなりの人だということだ。 結婚式の見学を見に来ている人々
中国風のダンスのショー みんな真剣に見ている
夕方になり高台に夕日を見に行った。おととし来た時はすっごい絶景だった。雲の間から太陽光が入ってきていてすごくきれいだった。今年はその絶景をカメラに収めようとかなり長い坂道を登り写真を構えていた。今年はちょっと天気と雲の位置がいまいちであまりよくは撮れなかった。
高台には夕日を見ようとたくさんの人がいる。
今回2005年の夕日
← ちなみに2003年のときの夕日。雲の間から太陽光が入りとてもきれいだった






5日目(カンボジア・シェムリアップ)

午前中は特に予定が無かったので近くの大きな市場(オールドマーケット)に足を運んだ。トゥクトゥク(バイクに荷台がついたもの)で5分くらい。ネットカフェに入ったりしてのんびり過ごした
← トゥクトゥクのドライバーのおとっちゃん
← お昼は焼飯を食べた。150円くらい
午後はもう一人の別の知り合いに会うことになっていた。その人は車は持っていないので、持っている人(義理のお兄さん)に車を出してもらい出かけることに。連れて行ってもらい所は、「孤児院」と「ある民家」
去年も行った孤児院、要らなくなった服やおもちゃを日本から持ってきて寄付している。今年も同じように持ってきて孤児院に寄付した。去年はすぐに訪問させてもらえたが今年は厳しくなっている。ちょっと前にあった、インターナショナルスクールの立てこもり事件の後だからだろうか?訪問名簿に名前を書き、ネームプレートをつけないと中には入れてもらえない。しかし、寄付の品もたくさん持っていたし、どう見ても怪しくないので警備員も厳しい目では見なかった。去年と同じ女性の責任者の方がいて、あとは小さな子供から小学校6年生くらいまでいる。大きい子が小さいこの面倒をみたりと大家族のような感じだった。
↓↓ 2004年度に訪問したときの写真 ↓↓
孤児院に寄付されたテレビをみんなで見ている かわいい笑顔
寄付したおもちゃで遊んでいる まだ小さい子はこのハンモックのようなものの中にいた。オシメはしてないので、排泄物は床に、たれ流し状態だった
孤児院を跡に次の目的地「ある民家」に行く。ここは市内から少し離れている。ある民家と言うのは、初めてカンボジアを訪れた時に、「カンボジアで暮らしている普通の民家の中を見てみたい、と言うのがきっかけで、急に立ち寄った民家。まったく知らない人だし、名前も知らない。急に行ったのに快く家の中を見せてもらって台所や寝る場所など見せてもらった。日本では考えられないような生活にビックリした。トイレはもちろんない。用を足したいときは林の中まで行ってしてくるらしい。生活水は井戸で、数年前に日本人のボランティアの人に寄付してもらったものだと言っていた。今年は日本から子供のおもちゃ、要らなくなった服、現地で買った食料などを持っていった。子供たちは私たちが到着すると顔を覚えていたのか、喜んで飛んでき。年1度のクリスマスのサンタクロースのようにおもちゃを運んできてくれるからだ。
おもちゃはケンカにならないようにおばあちゃんにわけてもらう。
子供の人数は全部で24人くらい。近所の子もたくさん集まってくる
お邪魔しているお宅のおじいちゃん
お客様と言うことで飲み物を出してくれるそうだ。旦那さんが椰子の木に登り椰子を取ってきて私たちに飲ませてくれた。下に落ちた椰子の実を奥さんが斧で切ってくれた。新鮮でおいしかった
夕方部屋に戻り休憩した後、夕飯に出かける。30分くらい散歩しながらレストランに入り、帰りはトゥクトゥクで帰ってくる。





6日目(カンボジア・シェムリアップ)

今日は最終日。チェックアウトをしなくてはいけないが帰国便が夜なので、半泊分の料金を払って夜まで部屋を使わせてもらう。帰国便のリコンファームは前日に知り合いに頼んでおいたのであとはチケットを受け取るだけ。
夕方のチェックアウトまでかなり時間があるので午前中から出かける。午前中は「ある民家」にもう一度訪れ、食料など足りないものを手に入れて持っていってあげた。子供たちの駄菓子も買って持っていった。今日日本に帰ることを告げてお別れをした。
駄菓子屋で駄菓子を買って配ることに。ケンカになるので1列に並んでもらう。
午後は今回のカンボジア訪問のお世話をしてもらった知り合いの家にお邪魔することになった。知り合いはこの家に10人(確か)で暮らしている。兄弟は5人。場所は町の中心部で家もきれいだったので、カンボジアの人からすればいい暮らしだとおもう
井戸。生活用水 寝室
台所。全ての調理器具が揃っている おトイレ、お風呂
夕方、チェックアウトを済ませて空港に向かう。知り合いに送ってもらうはずだったが仕事が入ってしまいこれなくなってしまったので、ゲストハウスにお願いして車を用意してもらった。空港に到着して、チェックインをする為並んでいた。
空港のチェックインカウンター並んでいて私の番になった時に、この空港は閉鎖になったので今日の全便キャンセルですと言われた。聞き間違いかと思い、もう一度聞くが同じ事を言う。空港内もだんだん混んできて、みんな座り込みが始まった。空港会社もいろいろ検討しているようで、私たちは待つだけだ。1時間後くらいに空港の入り口にはツアー会社の人が情報を聞きつけて対応している。私たちはツアーではないので、航空会社の指示を待つしかない。ツアー客(ほとんど日本人)はツアー会社のバスが出たようでどんどんバスに乗って消えていく。ツアー客ではない人だけが空港に取り残される。中国人、韓国人、アーストラリア人と日本人は私たちだけだった。2時間半くらいたったのち、ベトナム航空のスタッフが説明に来た。しかし、ベトナム人の英語は何をいっているのかわからない。近くで説明を聞いていたオーストラリア人にお願いして、訳してもらった(ベトナム英語からきれいな英語へ)。すると、空港の閉鎖がいつ解除されるかわからない。数日かかるかもしれないので、今日は航空会社が用意したホテルに1泊してもらって、明日バス6時間かけプノンペンまで行き、プノンペンの空港から帰国すると言うことになった。
ベトナム航空が用意したホテル。けっこうキレイなホテルだった。ロビーには先に空港から出て行っていた日本人ツアー客がすでにいた。このホテルはほとんどが欠航をくらい、明日の出発を待つお客さんばかりだった。夕食はホテルで出してくれた。明日は朝5時にロビーに集合で早く寝なくてはいけない。荷物は全て、スーツケースにつめてしまってわざわざ開けて出すのがとっても面倒。帰国した翌日は仕事だった為、会社に電話をし、このような状況を説明して1日休みをもらうことにする。その後、目覚ましをセットして寝る。





7日目(シェムリアップ 〜 プノンペン 〜 ホーチミン 〜 ハノイ)

朝4時半にロビーに行き、朝食を取る。その後、バスが出るのを待つが、なかなかでない。チェックアウトの為カギをフロントに返す。もちろん料金などはかからない。すると、フロントの人が電話代が発生してるから$30ですと言われた。欠航がなければ日本に電話することもなかったし、5分で約3200円なんて払えない。私は払いません、航空会社に請求するように言った。フロントの人も納得していた。そんなことをしてる間もバスは出ない。結局3台のバスが出てプノンペンに向かうことになった。出発したのは結局6:20だった
シェムリアップからプノンペンまでの景色
プノンペンの空港に到着し、ホーチミン行きのチケットをもらう。誰がどの便に乗ったり、どこに行くのか航空会社は把握していないようで全て自己申告、自己責任だった。ちょっとトイレなんて行っていようものなら置いていかれる。今度はちゃんと飛んでと祈るばかりだ。疲労もだんだん溜まってきた。昼食はチケットカウンターにビニール袋がたくさん用意されていてその中にサンドウィッチが入っていた。それが昼食としてみんなに配られた。
一応定刻通りにホーチミンまで出発した。ホーチミンに着いてからは、成田行きの飛行機の出発まで7時間近くある。とりあえず待つしかない。しばらく待つと成田行きが欠航になったと航空会社から告げられた。「また?!」ちょっとイラだつ。早く帰りたいのに〜!とりあえず、ホーチミンからハノイまで国内線に乗って行き、ハノイから成田まで帰る事になった。なんだかそれも信用できない。全てが信用できない。いったいいつ帰れるんだろう??ハノイまで行くチケットを発行してもらう為チケットカウンターまで連れて行かれたが必要以上に待たされる。たかがハノイ行きのチケットを発行するのに1時間半かかる!ハノイ行きのチケットをもらい、定刻に飛行機に乗り込む。
ハノイに到着すると、食事券が渡された。食堂で500円分くらい食べられる券だった。日本に帰る便まで時間があるので食事をとりながら時間をつぶす。成田行きが欠航にならないことを祈るばかりだ。
成田行きの飛行機に乗る為、航空会社の案内のもと、ついていく。すると1度空港の外に出された。言われるままのルートで国際線の乗り場に進む。そこで1度空港の外に出されてしまった為、空港税を徴収すると言われた。ホーチミンでもずでに払っている。またここで払うことになった。私たちはUSドルを持っていたので、逆らわず素直に払う。ここでもめると、また面倒なことになる。とにかく素直に従って日本の帰国便に乗ることだ。他の人は所持金がなく通行人に両替を求めていた。
なんとか通過し、搭乗ゲートまで来ることが出来た。あとは欠航にさえならなければ乗るだけ!
無事、ハノイから成田空港までの便が出発。長い道のりだった





8日目(成田到着)

朝、成田に到着!とにかく長かった。シェムリアップから成田までは38時間を要した。こんなにかかるとは思わなかった。とりあえず無事ついたので良かった。成田の駐車場で車を引き取り、家路に帰る




豆知識

カンボジアでのインターネット シェムリアップの街にはいたるところにネットカフェがある。料金は店によって違うが1時間100円〜200円くらい。もちろん高速ではないので、とても遅い。メールをするくらいなら問題ない。
ベトナムの料理とカンボジアの料理 ベトナム料理のほうが有名だが私はカンボジアで食べる料理のほうが安くておいしい。
人柄 ベトナム人は観光人なれしているのかボッタクリ(ふっかけ)などが多い。店によって料金が違うのはもちろん。しかし、カンボジアのシェムリアップのほうは素直な人が多いせいか、ふっかけなどほとんどない。どの店で金額を聞いても同じ。違ったとしてもほとんど同じ金額だ。親切な人も多かった。




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